もはや時代遅れ?社員旅行への半強制参加の風潮
みなさん、こんにちは
TASKYです(`・ω・´)
毎年今くらいの時期に社会人の方々を悩ませるのが、社員旅行というイベントですよね
会社のお偉いさんたちが張り切って盛り上げようとしていますが、今どきの若い子をはじめ、若手社員は行きたくないというのが本音です
みなさんが勤めている会社内でも、お偉いさんたちと若手社員の間に、この様な温度差はあると思います
大手旅行会社のJTBによるアンケートでも、社会人の半数以上が社員旅行について行きたくないと思っているデータが出ています
JTBのリンク → https://www.jtb.co.jp/myjtb/tabiq/pdf/20080826.pdf
・じゃあなぜ社員旅行やるの?
・断ったらどうなるの?
・どうやって断ればいいの?
今日は、こんなみなさんの疑問を解消すべくお話しします
【目次】
1-1.社員旅行をやる意味って?
そもそも何で社員旅行やるの?
ってところですが、理由は主に
・従業員への福利厚生的な一面
・社員間のコミュニケーションの向上
・会社の節税対策
これらが挙げられます
ひとつずつ解説してゆきましょう(`・ω・´)
従業員への福利厚生的な一面
社員旅行は1年間働いた従業員に対して、労務の労いに旅行をプレゼントするよ!
といった、会社から従業員に与えられる福利厚生の一環です
福利厚生はその他には、賞与・社会保険料の支払い・住宅費付与などがあります
これに対して皆さんこう思っているのではないでしょうか
社員旅行を実施する余裕があるのなら、給料を上げてくれ
昨今の日本社会では、働き方改革の増進もあって休日と労働の分離がより顕著に求められてきています
そんな中
休日を利用して行う社員旅行は正に時代遅れな行為であると言わざるを得ません
平日、出勤して会社へ行って会社の人間と顔を合わせ
ようやく訪れた休日に、会社の人間とまた一緒に行動しなければならないのです
よく、社員旅行は無礼講だから~
とかってお偉いさんたちが口を揃えて言っていますが、そんなわけありません
例えそうであったとしても、部下は気をつかうんです(`・ω・´)
であるならば、そのお金を給料に反映してくれた方が、従業員はよっぽど満足感を味わえます
社員間のコミュニケーションの向上
社員旅行において、この項目を狙って実施している会社が多いです
普段関わりのない部署同士の交流や、普段から一緒に勤務する従業員同士がより良いコミュニケーション関係を築くための機会の提供
ですがちょっと待ってください
それって何も、会社外でやる事なのでしょうか?
仕事中でコミュニケーションをとる機会は幾らでもあります
もしも仕事中にコミュニケーションが取れていないのであれば
それは相手が望んでいないか、信頼関係が築けていない証拠です
上にも書きましたが、今日では、「仕事は仕事」「プライベートはプライベート」といった分離意識が強くなっている傾向にあります
ですから
仕事上において必要最低限のコミュニケーションだけをとっている人が増加傾向にあります
これは特に、若い社会人の世代において多いです
じゃあそのままでいいのか?
いいんです(`・ω・´)
そもそもコミュニケーションの場というものは無理矢理作らされるものではありません
そういった世代の人たちは気の合う相手とは自発的に飲みに行ったりと、コミュニケーションをとっています
会社の節税対策
社員旅行に必要な経費は福利厚生費として計上する事ができます
これについての条件は
・4泊5日以内
・会社負担一人当たり10万円ほどの金額
・社員の50%以上の参加
となっています
2-1.社員旅行を断るとどうなるの?
結論から申し上げると、特になんともありません
そうです、私も最初以外は行ってないです
旅行明けは、何で行かなかったのだ~
みたいな事は聞かれますけど、一過性の物です
○○だから行きませんでした、と言ってしまえばそれで済んでしまいます
行かないと出世が遠のく?
そんなことはないです
常日頃の仕事をキチンとこなし、日頃から必要最低限のコミュニケーションをとっていれば何の問題もありません
年に1回のイベントを欠席したくらいでその様な影響はないです
逆に考えると
社員旅行に行った人が出世しやすい環境であれば、それはそれで問題です
仕事上の能力がある人ではなく、付き合いが良いってだけで偉くなった人は周囲をはじめ部下からどんな印象を持たれるかは明確です
3-1.社員旅行の断り方
みなさん悩まれるのが、断り方だと思います
安易な断りでは後々になってボロが出たり、後悔するような結果になります
間違っても、予定があるなんて言ってはダメです
ダメな断り方の例
・その日は予定があります
こう言ってしまうと、予定の内容や、予定をずらせないのか聞かれます
社員旅行は年度初めから設定されてる事が多く、お偉いさんたちには事前に告知していたのに予定を入れるとは何事か!と思われます
良い断り方
・友人(または親族)の結婚式に出席します
これは自分でも予定を決められないし、ずらせないので許容される欠席理由になります
場合によっては証拠を求められても、前に出席した際の写真を見せれば良いでしょう
また冠婚葬祭を理由に断るのが鉄板ですが、お葬式だけはやめましょう
毎年誰かが同じ時期に亡くなる不自然さ
後日、会話中などでボロがでやすい
4-1.まとめ
ここまで書いてきて感じたことは、日本の労働社会の変化とその変化に適応しきれていない層との差です
他の事でも言えますが、昔はこれが当たり前・昔はこうだった、という事が今日では全く良しとされてない現状があります
確かに、昔の会社組織というのは現代よりも従業員間の仲がより親密で、一緒にいる時間も長く、良好な信頼関係が築けていました
よく耳にする、わしらの頃には毎日残業を~
が、事実本当だったのです
また、インターネットが普及した現代とは違って、実際に会う人間関係以外の繋がりがさほど活発ではありませんでした
故に日々顔を合わせる同僚や上司、といった面々と密に過ごせていたのやもしれませんね
今ですとLINEやTwitterなどのSNSで誰とでもすぐに連絡がとれちゃいますけど、昔はそういう訳ではありませんものね
令和の時代に適した価値観と働き方の発信をし、昔との移り変わりを認識して変化していける社会になってほしいものです
5-1.最後に
長く否定的な記事になってしまいましたが、私は社員旅行そのものを否定しているわけではありません
半強制参加のような風潮に嫌悪感を抱いているだけです
社員旅行の狙いである、恩恵的な従業員への給付・社内コミュニケーションの充実化といったものは非常に素晴らしいと思います
ですが、今の時代はそれだけではありません
多様性が求められる時代で、社員旅行へ行かないという選択
必要最低限の社内コミュニケーションという選択
休日を個人で満喫したいという選択
これらがあって良いものではと考えます
最後までご覧いただきありがとうございます
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